Creative Knowing(クリエイティブ・ノウイング)は「リサーチとは、イノベーション・プロセスで最も創造的な行為の一つである」という前提を持ちます。
新しい製品やサービスを考える時、一般的な市場調査レポートを見たり自ら調査をするだけでは十分ではありません。そのアウトプットからは想像力が掻き立てられず、差別化もできず、あなたが届けたい相手のハートに刺さるようなプロダクトを作るのは不可能に近い。どれだけMECEで網羅的に調べても不十分。同じテーマを調べている人が入れば、同じ結果が出ます。リサーチとは、常に「知っている」という状況をメタ認知し、その仮説を棄却するという作業の反復です。
Creative Knowingでは、イノベーション志向型のリサーチメソッドをふんだんに盛り込み、誰も光を当てていないことを、自分なりの方法で調べます。そして、誰も光を当てていない人に、誰もがしない質問を投げかける。こうしたことを通じて、「自分しか到達していない気づき・インサイト」に到達します。研修においては、多様なメソッド、ケーススタディーをふんだんに盛り込んだアクティビティを多く提供します。
今回のCREATIVE KNOWINGでは、人類にとって喫緊の課題である「気候危機」を取り上げ、通常のリサーチでは得られない、新たな視点と深い気づきに迫ります。
未来の変化の種をどう捉え、それをどう文脈化していくかというトライをしようと思います。
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一般的な「市場調査」とは異なり、新しい製品や新しいサービスを生み出す場合に最適化し、仮説構築やコンセプト創出とシームレスに連結するリサーチ手法
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Takram Japan 株式会社 ディレクター/ビジネスデザイナー
PARADE株式会社 取締役副社長
ビジネスデザイナー。Takramではデザイン思考や認知心理学、システム思考を組み合わせた領域横断的なアプローチでエクスペリエンス起点のクリエイティブ戦略、事業コンセプト立案を展開。
スローメディア「Lobsterr」の共同創業者、ベンチャーキャピタルMiraiseの投資家メンター、グロービス経営大学院の客員講師(デザイン経営)も務める。
著者に『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 』(NewsPicksパブリッシング)、『パーパス 「意義化」する経済とその先』(同)、『いくつもの月曜日』(Lobsterr Publishing)等。
CREATIVE KNOWING
イノベーション志向の超実践的
「クリエイティブ・リサーチ」ワークショップ
日 時:2023年2月21日(火)・2月28日(火) 14:00 - 17:00
会 場:オンライン開催(Zoomミーティング)
受講料:132,000 円(本体価格120,000円+税)
◎早期割引【2月10日まで】:99,000 円(本体価格90,000円+税)
◎DESIGN IS DEAD ? 登録特典割引あり。詳しくはこちらから。
Day1ー2月21日(火)
デザインとビジネスの潮流
「デザイン」に求められていること。また、ビジネスと接続するためにリサーチができることは何か?
「知る」とはどういうことか
そもそも「知る」とはどういう知的態度なのか
Creative Knowingのプローチが必要な背景
Creative Knowingという「リサーチこそが最もクリエイティブなプロセスがある」というスタイルがなぜ必要なのか?
ケーススタディ紹介
Creative Knowingのケーススタディ紹介
Creative Knowingのプロセスの紹介
Creative Knowingの5つのステップの紹介
Day2ー2月28日(火)
課題へのフィードバック
プレゼンテーションと説得の技術
リサーチのアウトプットをどのように社内外に伝えておけばよいか?
シリアス・リサーチ
重要な意思決定のためのリサーチはどのように行うべきか?
イノベーションとリサーチ
イノベーションプロセスの中でどのようにリサーチを活用するか
DIAMOND Inc. のビジネス×クリエイティブプログラム。 ビジネスパーソンとクリエイターの垣根を取り去り、ビジネスとデザインの新たな境界を描き出す革新プロジェクトです。世界的なクリエイターとビジネスパーソンをつなぐ様々なプログラムを開発しています。最新情報をご希望の方はこちらから。