社会環境、事業環境が急速に変化する現代においては、新規サービスや新規プロダクトの作り方もアップデートをする必要があります。
「(現代の)生活者のニーズを捉えて、時間をかけてプロダクト作り事業開発をする」というこれまで大事にされてきたスタイルに加えて「社会の変化に耳を傾けた上で望ましい未来を描くこと、そして、その未来が必要とするものを構想しながら作る」というスタイルも求められています。この「FUTURES RESEARCH」のワークショップでは、フューチャーリサーチを通じて未来の可能性を紡ぎ出すことにトライします。
SF作家のウィリアム・ギブソンが「未来はすでにここにある。ただ均等に行きわたっていないだけだ」と言った通り、未来を考えるためのヒントは現在の生活の中に潜んでいます。この講座では、未来を構想する際に発想力・想像力に依存するのではなく、未来の種や芽(この講座では「半未来」と呼びます)を独自のリサーチメソッドを使って浮かび上がらせ、それを通じて未来を描くようなアプローチを採用します。
具体的には、以下のような独自の未来構想のメソッドを学んでいきます。
また、今後、社会変化や技術的イノベーションが進むにつれて社会は”複線化”(複数の可能性や価値観が同居する)するという前提に立ち、複数の可能性についてオープンに考えることの重要性についても解説をしていきます。
佐々木氏による、これまでにない画期的なクリエイティブ・リサーチワークショップ「Creative Knowing」では、イノベーション志向型のリサーチメソッドをふんだんに盛り込み、誰も光を当てていないことを、自分なりの方法で調べ、誰も光を当てていない人に、誰もがしない質問を投げかけ、「自分しか到達していない気づき・インサイト」に到達する体験を提供してきました。
今回のFUTURES RESEARCHでは、個人の価値観の変化、テクノロジーの進化など、多様な観点を持ち寄りながらテーマに向き合い、通常の事業開発のアプローチでは得られない、新たな視点と深い気づきに迫ります。
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Takramディレクター / フューチャーズリサーチャー。
カルチャーや生活者の価値観の変化の兆しに耳を澄まし、 未来に企業やブランドが取るべきアプローチについて考察・ 発信を続けている。そうしたアプローチを元にした著書に『 パーパス 「意義化」する経済とその先』( NewsPicksパブリッシング)、『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 』(同)、『いくつもの月曜日』(Lobsterr Publishing)などがある。また、 2019年からはカルチャーやビジネスの変化の兆しを世界中から 集めて発信するスローメディア「Lobsterr」を展開。 Takramでは、 未来洞察やユーザ理解のためのプロジェクトを数多く実施している 。
ベンチャーキャピタルMiraiseの投資家メンター、 グロービス経営大学院の客員講師(デザイン経営)も務める。 早稲田大学政治経済学部卒業。イリノイ工科大学デザイン研究科( Master of Design Methods)修了。
FUTURES RESEARCH
複線化する未来の可能性を洞察する
フューチャーリサーチメソッド・ワークショップ
日 時:
Day 1:2024年9月24日(火)13:30 - 16:00
Day 2:2024年10月1日(火) 10:00 - 18:00
*Day1はZOOMでの参加も可能です。
*Day2の終了後に懇親会を開催(〜19:30予定)
会 場:
ダイヤモンド社・本社カンファレンスルーム
東京都渋谷区神宮前6-12-17 [アクセス]
受講料:132,000 円(本体価格120,000円+税)
◎早期割引【9月6日まで】:110,000 円(本体価格100,000円+税)
◎Design X Diamond 登録割引がございます。詳しくはこちらから。
ダイヤモンド社の<ビジネス×クリエイティブ>プログラム。 ビジネスパーソンとクリエイターの垣根を取り去り、ビジネスとデザインの新たな境界を描き出す革新プロジェクトです。世界的なクリエイターとビジネスパーソンをつなぐ様々なプログラムを開発しています。最新情報をご希望の方はこちらから。